研究課題/領域番号 |
16K12343
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
松下 光子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (60326113)
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研究分担者 |
安田 貴恵子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20220147)
田村 須賀子 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (50262514)
山田 洋子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授(移行) (50292686)
梅津 美香 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (50326112)
大井 靖子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師(移行) (60326121)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 保健師活動 / 構造 / 2者関係 / 事例調査 |
研究実績の概要 |
本研究に先行する挑戦的萌芽研究における事例調査の分析対象事例に含まれていない、県型保健所の保健師の圧胴事例、感染症対策、成人の生活習慣病予防、高齢者の介護予防などの活動事例を対象に、保健師及び援助対象者に聞き取り調査を実施し、活動の構造図を描くことを目的とした保健師活動事例調査の計画を作成し、倫理審査を受けて、調査実施の承認を得た。その後、調査対象事例の選定作業の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者の家族(パートナー)が2015年11月に上顎洞がんの診断を受け、2016年1月と8月に手術を受ける等闘病していたが、2016年11月末に再再発と脳転移が判明してターミナル期となり、2017年1月に亡くなった。看護などの対応が続き、研究活動に取り組むことが困難な状況が続いたことから、1年目に予定していた事例調査の調査計画作成、倫理審査の受審と承認を得るまでの実施となった。
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今後の研究の推進方策 |
29年度は、当初計画において28年度に実施予定としていた事例調査と看護モデル案の作成に取り組む。30年度には、当初計画では29年度と30年度に実施する予定にしていた保健師との検討会による看護モデル案の検討と修正を30年度の前半と後半に行うことで進行を調整するように試みる。31年度には、当初計画に沿って、保健師との検討と修正が済んだ看護モデル案を管理的立場の保健師や大学教員と検討する機会を設ける。
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次年度使用額が生じた理由 |
1年目に実施予定であった保健師活動事例調査について、調査計画作成、倫理審査の受審と承認までの取り組みとなり、実際の調査実施まで至らなかったこと、研究会議について、無料で利用できるWeb会議の活用を試みていたことから会議費用も発生しなかったことから、研究費の使用がない状態であった。
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次年度使用額の使用計画 |
当初計画において1年目に実施予定であった保健師活動事例調査を29年度に実施する。29年度に実施予定であった保健師との意見交換は、30年度に実施することとするが、早めに準備ができるようであれば、意見交換の準備を進める。
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