研究課題/領域番号 |
16K12343
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
松下 光子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (60326113)
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研究分担者 |
安田 貴恵子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20220147)
田村 須賀子 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (50262514)
山田 洋子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (50292686)
梅津 美香 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (50326112)
大井 靖子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師(移行) (60326121)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 保健師活動 / 看護モデル / 看護者対対象者 / 2者関係 / 地域看護実践 |
研究実績の概要 |
前年度に引き続き、保健師との看護モデル案の検討会による調査を実施した。昨年度に検討会を行った保健師との2回目の検討会となる検討会を、それぞれの保健師と行い、4月から9月までの間に8回の検討会を開催した。また、保健師との検討会後および保健師との検討会の間に、研究者間での看護モデル案の検討を実施した。 研究者間での看護モデル案の検討会は、保健師との検討会以外に12回開催した。また、メールでの意見交換を行った。看護モデル案は、No.6からNo.9まで修正した。そして、No.10にあたるものを最終的な看護モデルとした。 最終的に作成した看護モデルは、名称は、「看護者対対象者の2者関係に基づく地域看護実践展開モデル」である。図は、右に「実際の行動・働きかけ・かかわり」、左に「保健師の頭の中」、中央に「保健師の所属施設と保健師」を配置する。図右の「実際の行動・働きかけ・かかわり」は、上に支援関係者の施設・組織とその中に管理職とスタッフ、下に家族とその中に健康課題をもつ本人と他の家族員を置く。図左の「保健師の頭の中」は、下から基盤としている考え、個をみる思考、全体を見る思考を重ねる。個をみる思考と全体を見る思考の中は、現状のアセスメントとめざす姿を置く。また、図に加えて、モデルの前提とする考え方などを文章化した。 4年間の取り組みについて、報告書として取りまとめた。各調査の結果および看護モデルからなる報告書の本体に加えて、別冊子として看護モデルと看護モデルを使って説明した11の保健師活動事例を掲載した冊子を作製した。
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