ライトフィールド動画の伝送高速化、および、処理高速化を目的として、まず動画圧縮専用ハードウェアの検討を行った。圧縮率優先時には、先行8K動画圧縮ハードに対し50%のハード増加と34%の圧縮率向上、小型化優先時には、先行研究に対し24%のハード削減と6%の圧縮率向上を確認した。処理高速化にはCGRAを導入し、組込GPUの1/3の計算資源でレンダリング89%、距離計測4倍の性能を達成した。また、動画認識へのCGRA導入も検討し、ARM Coretex-A9の40倍、Vivante GC2000+の11倍、Xilinx Zynq(Z-7020)高位合成の6倍の性能を確認した。
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