研究課題/領域番号 |
16K12415
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
崔 銀恵 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00415712)
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研究分担者 |
水野 修 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60314407)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | テストマイニング / 組み合わせテスト / 重み抽出 / バグ検出 / 不具合特定 / ベイズ推定 / 機械学習 / テストモデル |
研究実績の概要 |
昨年度に開発したアルゴリズムを,パラメータの重み付け,及び,テストの品質向上のために活用し、 評価する手法の提案を行った.まず,パラメータの重み付け手法開発では、マイニングフレームワークによって抽出したパラメータに対して,品質予測モデルを用いてテスト品質に影響する度合いに基づく重要度分析を行い、重み付けする手法の開発を進めた.更に,テストケースの優先度付けによって品質を最適化する手法の開発を行っている.これを国内のワークショップにおいて口頭発表している.また,評価用データとしてテストケースを含むソフトウェアプロジェクトを大量に取得する必要があり,効率的なプロジェクト探索手法を実装している.また,カナダクイーンズ大学のYin Zou 教授を招聘し,研究の打ち合わせを行い,助言を得た.また,研究協力者がカナダのZou教授の研究室を訪問し,効率的な探索手法の共同での実装を行うことになった.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表者が7月に体調を悪化させ,9月以降休業している.そのため,研究期間を1年延長し,研究分担者のサイトにおいて,評価データ取得手法の検討を中心に行っている.また,国際学会に向けて論文投稿の準備を進めている.
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今後の研究の推進方策 |
研究代表者の休業が明けるのを待ち,予定していたアルゴリズムの評価等を実施予定である.
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次年度使用額が生じた理由 |
病気休業につき,予定されていた国際会議等への出席ができなかった. 休業復帰後に,論文投稿やワークショップ出席に利用する予定である.
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