研究課題
挑戦的萌芽研究
導電性インクで印刷可能なROMを紙上に形成する技術として以下の研究成果を挙げた。1)指で紙上に形成されたパタンを指でなぞる事によってROMに記録されたデータを読み取る技術。2)導電性インクを用いて紙上に印刷した電極の特性。3)環境の変化に対する脆弱性を解消することを可能とするROMの構成方法。4)読み取り速度に対する脆弱性を解消することを可能とするROMの構成方法。
ヒューマンコンピュータインタラクション
本研究成果は、バーコードとは異なる構成法に基づく、紙上に構成される新たな記憶媒体の実現への可能性を示したことである。記憶媒体は、紙に、家庭用インクジェットプリンタで印刷可能なROMであり、ROMに記憶されているデータが、指を使ってROMをなぞることによって、ROMに繋がった計算機へ入力されるという特徴を持つ。