研究課題
挑戦的萌芽研究
加速器質量分析法による炭素14年代測定法の適用年代域を拡大する1つの方法は、試料に含まれる炭素14を同位体的に濃縮することである。本研究では、圧力変動吸着法(PSA, Pressure swing absorption method)による同位体濃縮について、新たに装置を開発して検討した。実試料へ圧力変動吸着法による同位体濃縮の年代測定への応用までいたらなかったが、加速器質量分析法による炭素14年代測定法の適用年代域を拡大する1つの有力な方法であることは実証された。
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