研究課題/領域番号 |
16K12581
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 長崎大学 (2018) 名古屋大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
中山 智喜 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 准教授 (40377784)
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研究分担者 |
松見 豊 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 研究員 (30209605)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 環境変動 / 気候変動 / 環境分析 |
研究成果の概要 |
キャビティリングダウン分光法を用いたオープンパスタイプのエアロゾル消散係数計測装置を新規に開発して、性能評価試験を実施した。粒子を除去した条件での連続測定や、実大気粒子の試験測定などを実施し、開発した装置が実大気の相対湿度環境下でエアロゾル消散係数のリアルタイム直接観測に適用可能であることを示した。
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自由記述の分野 |
大気環境科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したオープンパスタイプのエアロゾル消散係数計測装置を用いた実大気観測研究を進めることで、エアロゾル粒子が吸湿成長して太陽光の光散乱量が増加する程度や、吸湿成長に伴い雲粒を生成する過程に関する知見が得られると考えられる。その結果、エアロゾル粒子が気候や大気環境に及ぼす影響に関する、より詳細な理解が得られると期待される。
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