ヒト細胞のゲノム全体でDNA複製の全起点と終結点を解析する国際共同研究

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 16K12595
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 放射線・化学物質影響科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 武田 俊一 京都大学, 医学研究科, 教授 (60188191)
• 研究期間 (年度): 2016-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: DNA複製 / 複製ポリメラーゼδ / 複製ポリメラーゼε / 複製起点 / シタラビン（Cytarabine） / 変異

研究成果の概要

DNA複製は多数の複製起点から開始する。複製起点の場所はヒトでは不明である。本研究の目的は、複製起点全部をヒトTK6 Bリンパ細胞株で決定することにある。起点を境にDNA鎖のDNA合成は、リーディング鎖からラギング鎖合成に変わる。この変換点を決定することによって共同研究者(Prof. Tony Carr)は、酵母の複製起点を決定した。我々はこの手法を改変し、ヒト細胞に応用する手法を開発した。この手法を使いProf. Tony Carrが複製起点全部を実際に決定する予定である。

自由記述の分野

分子生物学