| 研究課題/領域番号 |
16K12657
|
|---|
| 研究機関 | 東洋大学 |
|---|
研究代表者 |
藤本 典嗣 東洋大学, 国際学部, 教授 (90455907)
|
|---|
| 研究分担者 |
川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (20598578)
後藤 忍 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (70334000)
厳 成男 立教大学, 経済学部, 教授 (80614099)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
| キーワード | 再生可能エネルギー / 地域経済 / 小規模生活圏 |
|---|
| 研究実績の概要 |
小規模生活圏における再生可能エネルギーの成立について、計画経済の下で政策主導により風力・太陽光発電が導入されている中国吉林省延辺地区（2018年８月）・中央省庁の指導のもとに自治体が主導となりバイオマス発電が導入されている福島県田村市・喜多方市（2018年11月）・同じく自治体主導型の風力発電の導入がみられる天栄村（2018年）を対象に、それぞれ現地調査をおこなった。これらの現地調査と、電力事業に関する国内外の文献サーベイをもとに、学会発表と論文・出版物の刊行をおこなった。代表的な著作として、川﨑興太編著（2018）『環境復興－東日本大震災・福島原発事故の被災地から－』（八朔社）の第６章で、鹿児島県屋久島の事例として、「再生可能エネルギーの送配電自立型導入の事例ー屋久島の電力事業」を、天栄村の事例として、後藤忍（2018）「福島県天栄村の風力発電事業における収支状況の調査と風車のリプレースに関するシナリオ分析」（福島大学地域創造、29-2）を、それぞれ刊行した。また、原子力発電所事故後の、復興政策としての除染に焦点をあてた刊行物である川﨑興太（2018）『福島の除染と復興』（丸善出版）も、大規模電力事業のリスクについて、同著で言及した。
|
