視覚障がい者のための誘導ブロック(点字ブロック)が抱える課題解決を目指す「カラーセンサを用いた誘導システム」装置(白杖型)の開発は,色音変換(色→音)方法を外部記憶装置に記録した「音源」を呼び出す方法を採用することにより当初の見通し通り3モード(①誘導,②ランディング,③選択)の切替を可能とした. 外部筐体制作においても,走査部フードの形状シミュレーションを多数行い目的の精度を達成した.また本体「スライド方式」が可能となり携帯化が達成できた.また本装置は,「カードゲーム」に簡単に応用でき,晴眼者と視覚障がい者同士によるゲーム実施が可能であることを示してくれるなど,目的以上の成果を獲得できた.
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