| 研究課題/領域番号 |
16K12706
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| 研究機関 | 広島商船高等専門学校 |
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研究代表者 |
松島 勇雄 広島商船高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (80157304)
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| 研究分担者 |
穆 盛林 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 助教 (00709818)
梶原 和範 広島商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (10300617)
岩井 一師 広島商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (10390494) [辞退]
成清 勝博 広島商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (70218056)
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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| キーワード | 高齢者 / 安全 / 宅内での危険の推定 / 見守り / センサ技術 |
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| 研究実績の概要 |
高齢化社会を迎えて、「一人暮らしの高齢者」の見守りは大きな社会問題である。日本の高齢者人口が増加する中で、殊に離島・中山間地域では著しい人口減少を迎え、高齢者を支援する住民も減少している。今後、高齢者が安全で安心な生活環境を提供・支援する需要はますます高まっていく。高齢者が住み慣れた家や地域で安心して老いることを支援する。本研究は、研究者5名で各専門技術を適用して研究を行った。５種類のセンサ技術により、外出・帰宅を判定して、居宅での危険な状態を推定して、事前に了解を得た先に通報する。
５種類のセンサ情報は冗長な部分もあるが、複数のセンサ情報により1つの事象を判定するためには、冗長なデータが有効である。この冗長なデータは機器の異常な動作の判定、及び正常なシステム稼働に役立てた。複数のセンサ技術を活用して、高齢者の危険な状態を判定した。その結果はメールにより、予め登録された家族・近所の人々または消防署・生活支援組織等に通報するシステムである。
最終年度には、これらのセンサ技術の実証実験を行い、システムの稼働を確認した。一方、高齢者の危険推定の精度向上には更なる検討を要する。これらの結果を踏まえて、高齢者の生活は多様で個人ごとに異なった生活である。そのため、IoT技術等による高齢者の生活をモデル化して、そのモデルを生活データと照合して、改善する手法により、危険推定の実用化に向けた更なる実験・検討が必要であると考える。
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