カテキンオリゴマーの混合物であるflavan 3-olsのについて廃用性筋委縮に対する有効性を確認した。C57Bl/6マウスを対照群(vehicle )・flavan 3-ols群(50mg/kg)の二群に分け、このうち半数は懸垂装置を用いて、後肢を懸垂した状態で二週間飼育し採血・解剖を行った。中間筋である腓腹筋・前脛骨および遅筋であるひらめ筋筋においては、有意な重量の低下が認められたが、flavan 3-ols投与群においてはこの低下が顕著に抑制された。速筋である長肢伸筋では尾懸処置によって重量の低下は認められなかったが、flavan 3-ols投与によって増加が見られた。
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