授業期間中基礎力テストを2回行い,その結果を比較した。調査は自然科学系共通教育「環境を考える」(アクティブ・ラーニングで実施)で行い,比較のため,共通教育キャリア支援科目「チームワークを考える」(サービスラーニングで実施)でも行った。 基礎力テストは,リテラシー(学力に比例)とコンピテンシー(様々な能力)を測定するもので,1学期間の短い期間に,どちらも伸びが観測された。「環境を考える」では,わずかではあったがコンピテンシーの伸びが観測された。「チームワークを考える」では,コンピテンシーが大きく伸びた。 この結果から,グループワークの質が能力開発に重要であることがわかった。
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