研究課題
挑戦的萌芽研究
ろう学校の熟練のろう教員ときこえる若手の教員(聴教員)の授業中の視線行動をアイトラッキング装置を用いて分析した。対象教員は7名だった(ろう教員2名、聴教員5名)。注視時間についてはろう教員と聴教員には有意な差が認められなかった。視線移動速度については、ろう教員の方が聴教員より有意に速いことがわかった。視線の動きの視覚化・数値化を行うアイトラッキング装置の活用は、ろう学校教員の専門的技量を高める方策の一つとなる得る可能性が期待できた。
特別支援教育