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2017 年度 研究成果報告書

微量元素分析による植物資源の産地推定と生育・栽培条件復元の新手法開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K12806
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 文化財科学・博物館学
研究機関東京大学

研究代表者

米田 穣  東京大学, 総合研究博物館, 教授 (30280712)

連携研究者 那須 浩郎  岡山理科大学, 先導科学研究科, 准教授 (60390704)
工藤 雄一郎  国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (30456636)
研究協力者 覚張 隆史  金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 特任助教
板橋 悠  東京大学, 総合研究博物館, 特任研究員
申 基澈  総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 助教
楠野 葉瑠香 (登坂 葉瑠香)  東京大学, 総合研究博物館, 特任研究員
上條 信彦  弘前大学, 人文社会学部, 准教授
片岡 太郎  弘前大学, 人文社会学部, 講師
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード炭化種実 / 炭化物 / 植物遺存体 / 微量元素 / 栽培化 / メラノイジン / 古食性
研究成果の概要

過去の植物の栽培環境や栽培地を調べるために、同所的に栽培されてた栽培・野生植物で、微量元素の組成を比較検討した。微量元素分析には通常クリーンルームを必要とするが、比較的簡易に設置できるクリーンヒュームドラフトで、考古学で応用されるアルカリ土類の前処理が可能であることを確認した。現生植物では、豆類や堅果類でストロンチウムとバリウムの濃度が高いこと、穀物とツルマメで亜鉛濃度が高いことがわかった。以上から、微量元素組成から産地同定は困難であるが、豆類では野生種と栽培種を区別する化学的指標の可能性が示唆された。、分析対象として有望な230℃程度で加熱された炭化種実は、内部構造で同定可能とわかった。

自由記述の分野

考古科学

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公開日: 2019-03-29  

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