研究課題
挑戦的萌芽研究
音波による気道の共鳴現象が、排痰を補助する装置に活用できないかどうか、基礎的な実験を行った。実験には市販されている気管内視鏡トレーニングモデルを用い、非接触式のレーザードップラー振動計を用いて気道の共鳴現象を測定した。結果は、気管、気管支、細気管支など、部位によって共鳴周波数が異なり、末梢に行くほど周波数が高くなった。このことにより、気道の共鳴状態を音波の周波数を変化させることでコントロール出来ることが判明した。
音楽音響医学