本研究の目的(国際的にみても子供の貧困率が高い日本の学校と公共文化ホール等が早急に取り組むことができる芸術教育のパイロット・プログラムの実践、及び、同じく子供の貧困率が高いルーマニアの芸術団体が取り組んでいるパイロット事業を参考にしたプログラムの開発)を達成するために、県内外の6つの公共文化施設で「アート遠足ver.ダンス」を実践し、15校3園が参加した。また、シビウ(ルーマニア)の子供・青年劇場GONG劇場と連携・協力の下、現地校5校を対象に「アート遠足ver.ダンス」を実践し、今後の課題と共に、芸術教育から子供の貧困及び格差の解消を図る有効なプログラムとして学会等で報告した。
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