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2018 年度 研究成果報告書

各距離種目の代謝特性に基づいた高強度間欠的トレーニングの開発と効果の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13016
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関鹿屋体育大学

研究代表者

荻田 太  鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (50224134)

研究分担者 與谷 謙吾  鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 講師 (10581142)
萬久 博敏  鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 准教授 (50239167)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード高強度間欠的運動トレーニング / 有酸素性エネルギー / 無酸素性エネルギー / パフォーマンス
研究成果の概要

本研究の目的は、各距離種目の代謝特性に基づいた高強度間欠的運動トレーニング(HIIT)を開発し、その効果を検証することであった。陸上200m、400mを模擬した強度を用い、様々な間欠的運動プロトコールと持続的運動(CE)の代謝特性を検討した。HIITとCEが同じ強度で行われたとき、総酸素摂取量はHIITの方がCEよりも高かったが、酸素借は両運動間で差は認められなかった。また、HIITとCEにおいてトレーニングを実施した結果、最大酸素借の増大は両群間に差はなく、最大酸素摂取量の増大はHIITにおいて有意に大きかった。さらに高強度運動パフォーマンスの増大もHIITの方が高い傾向を示した。

自由記述の分野

運動生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、各距離種目を模擬した全力運動時の代謝特性を定量し、より高い代謝的トレーニング刺激を与え得る高強度間欠的運動トレーニングプロトコールを開発した。さらに、そのトレーニング効果までを常酸素、低酸素環境下で検証した。これによって、各距離種目のパフォーマンス向上に特化したトレーニングプロトコールを構築できたことは、新たな学術的意義と考えられる。また、我々の研究室で公表されたトレーニングプロトコールは、実際に某競技連盟のオリンピック候補選手などにも応用され、一定の成果を得てきた。この点については、本研究の成果における極めて高い社会的意義と言えよう。

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公開日: 2020-03-30  

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