研究課題/領域番号 |
16K13033
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
竹中 晃二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80103133)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | ブランディング / 健康づくり / 普及・啓発 / 生活習慣病 / メンタルヘルス問題 / 予防活動 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,人々に対して,生活習慣病およびメンタルヘルス問題を予防する態度変容および行動変容を促すために,ソーシャルマーケティング方略の一手法である健康ブランディング・アプローチを用い,その評価を行うことである。本研究では,ヘルスプロモーションの普及を超えて,人々の態度変容および行動変容を行わせるために,従来の医療一辺倒からマーケティングに移行することを強調している。ブランディング・アプローチを用いた研究の結果,健康行動について人々の知識,受諾,および行動意図が改善された。
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自由記述の分野 |
応用健康科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,我が国において,国民医療費に占める生活習慣病の割合はきわめて高い割合を占めており,一方,うつ病や不安障害など,いわゆる気分障害を中心とするメンタルヘルス問題は職域,学校,地域,家庭において多くの損失を与えている。従来から,これらの問題について,予防行動の症例が行われてきたものの,人々の態度変容および行動変容にいたるほどに効果をあげていない。本研究では,健康ブランディングの手法を用いて,従来の医療一辺倒の情報提供からマーケティングを用いた普及啓発を行い,その効果を検証した。
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