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2018 年度 研究成果報告書

複数の大規模コホートを用いた寿命および非感染性疾患罹患予測モデルの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13037
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

研究代表者

丸藤 祐子  国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 室長 (60613932)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード体力 / 疾病予防
研究成果の概要

国内におけるコホート研究において、体力データと健診データを用いて疾病発症の予測モデルを構築することを目的とした。Risk Scoreを算出すために、疾病発症有無を被説明変数、予測因子を説明変数としたCoxの比例ハザード回帰分析を実施し、ハザード比およびRisk Scoreを算出した。全身持久力、年齢、BMI、収縮期血圧、高血圧家族歴、飲酒習慣が高血圧発症に関する予測変数として採用され、高血圧発症予測モデルが作成された(AUC = 0.65)。握力、柔軟性、年齢、BMI、収縮期血圧、喫煙習慣、が2型糖尿病に関連する予測変数として採用され、2型糖尿病予測モデルが作成された(AUC = 0.71)。

自由記述の分野

スポーツ科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、国内で実施されている体力測定の結果を用いて、疾病予測モデルを構築した。日本人を対象として、大規模な体力測定データを用いた疾病予測モデルはこれまでに報告されていない。日本では、子どもから高齢者まで、様々な機会に体力測定を実施しているため、今後は体力測定結果が健康リスクの予測としてより活用されるための研究を試みたい。

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公開日: 2020-03-30  

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