研究課題
挑戦的萌芽研究
AMPキナーゼ (AMPK)は、細胞内のエネルギーセンサーとして代謝、細胞増殖、リプログラミングに重要な役割を担う。インシリコ解析からヒストン脱メチル化酵素JMJD1AはAMPKのモチーフを複数有していることから、AMPKによるJMJD1Aリン酸化の可能性を解析した。インビトロアッセイではJMJD1Aタンパク質はAMP依存的にリン酸化されることがフォスタグゲルやAMPK基質抗体などによって明らかとされた。さらにリン酸化プロテオミクス解析から十数個のセリン・スレオニン残基のAMPKによるリン酸化部位を同定した。内在性JMJD1AのAMPKによるリン酸化アミノ酸残基特定はいまだ途上にある。
代謝医学・分子生理学