研究課題/領域番号 |
16K13048
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
伊井 俊貴 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 臨床研究医 (40726410)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 認知行動療法 / ベンゾジアゼピン依存 / 無作為割付試験 |
研究実績の概要 |
プロトタイプのプログラムを開発し、数人の患者に対して試用を行った。試用に際しては、RCTの遂行を想定し、インフォームドコンセントなどRCTで行う方法に準じた。試用を行った数名の患者の半数がベンゾジアゼピンの試用を中止することができた。 また、本研究から派生した心理的柔軟性の改善を目的とした介入のメタアナリシスの論文を作成している。現在は投稿準備中であり、2018年度には投稿し、本研究と関連した成果として発表する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
試用を行った際に、個人情報の保護の観点や、システムの運用に際して脆弱性がある可能性が想定された。システムに関してはこれまでフリーソフトで行っていた開発を、システム開発会社と相談しながら進める必要がある。
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今後の研究の推進方策 |
システム開発会社と個人情報の保護や、システムの脆弱性の問題の解決方法を相談しながら、改良を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
個人情報保護、システムの改良が完了した後で無作為割付試験を行う必要が生じ、それに伴う費用を繰越すこととした。
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