G-CaMP7を神経細胞とアストロサイトに発現するマウス(G7NG817)および、G7NG817マウスとアルツハイマー病モデルマウスを掛け合わせたマウスの大脳皮質視覚野のニューロピルより二光子イメージングを行なった。ニューロピルのデータは負値行列因子分解を利用したアルゴリズムにより解析され、カルシウム活動がある領域を自動的に抽出した。抽出された領域のカルシウム信号を調べると、短い時定数のカルシウム動態が含まれるパターンと、長い時定数のカルシウム動態が含まれるパターンがあり、それぞれシナプスとアストロサイトの微小突起からのシグナルであることが示唆された。
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