ごく近年では、100チャネル程度のヘッドステージアンプを複数個使い、それらを集約して計測するという、なかば力技の1000チャネル以上の神経信号記録であっても、優れた成果が得られている海外研究グループなどもあり、システムの多チャネル化への要求と共に、必然的に装置の小型化・無線化が次の研究課題である。将来的には1万、10万チャネルの計測が必要になる可能性もあり、その必要性に迫られるよりも前に、本研究にて次世代に向けた新しいエネルギーエフィシエントな体内外無線通信技術を世界に先駆けて開発することに挑戦する。
|