1、[第1期4月~6月]英語多読評価方法について、これまで得られた知見と2017年~2018年に実施した実験データを分析、さらには多読スピードや多読レベルの設定などをルーブリック評価法に適用し、日本多読学会の年次大会で発表するための発表原稿作成と研究発表投稿した。 2、[第2期7月~9月]日本多読学会の2019年度年次大会での研究発表投稿が受理され、発表のためのスライド制作と発表原稿を作成した。また8月開催された学会で「高等教育機関での多読授業の評価方法」という題目で発表を行った。さらに9月には昨年国際多読学会に投稿したProceedingsが受理されたことを受けて、論文に若干の修正・加筆を行った。 3、[第3期10月~12月]10月に第4回国際多読学会のProceedingsが刊行。加えて8月に研究発表した英語多読評価方法を精査し直した。 4、[第4期1月~3月]8月の全国学会で発表した内容に関し、データ不足と理論的検証がまだ十分であったことが判明した。そのためこれまでの理論を再検討すると共に、今後データを収集するための方法を検討した。 2016年度では、リチャード・デイ博士の協力を得て、「統一テキストを用いた単位を出すことができる通常の英語授業として汎用できる効果的なリーディング法であることを実証する」ための実験授業を計画通りに実施した。2017年度では、引き続き実験授業を行うことでデータ収集し、加えて大学の通常の英語授業で英語多読を行うための方法について第4回国際多読学会にて研究発表し、同学会のProceedingsへ投稿した。2018年度はでは、もう一つの目的であった多読授業の評価方法について論考をまとめ、8月に開催された日本多読学会で研究発表をし、その後その研究内容について精査・修正作業を実施した。
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