(1)英語多読実践プログラムの開発:教室内で多読授業を実施する際に可能な方法として1)統一教材を用いた多読授業と、2)学習者が自分で好きな教材を選ぶ多読授業の2通りを提案し、それぞれのメリットとデメリットを明らかにした上で、学習者のレベルに応じてGR(グレイデッド・リーダーズ)をどのように選択すべきであるかを実験の結果を基に明示した。 (2)英語多読の評価方法:英語多読が学生の主体的・自律的活動であり、英語多読力とリーディング・スピードには相関関係があることを基に、試験を実施せずに多読力を判定・評価する方法として、多読用のルーブリック評価法を作成した。
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