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2017 年度 研究成果報告書

労働組合組合員調査にみる再帰的近代における労働者意識の変容

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13412
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 社会学
研究機関金沢大学

研究代表者

田邊 浩  金沢大学, 人間科学系, 教授 (50293329)

研究分担者 歸山 亜紀  群馬県立女子大学, 文学部, 講師 (50767358)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード労働者意識 / 労働組合 / 意識調査 / 再帰的近代 / 労働観 / 仕事満足度 / ワークライフバランス / 労働倫理
研究成果の概要

1955年から2016年までに,主として労働組合が組合員を対象として実施した意識調査に関する情報を広範囲に収集し,整理した.956件の調査に関する情報を収集した.70年第後半から90年代前半にかけて,年に20以上の調査が実施されていたが,それ以降急激に減少している.収集した情報からデータの二次分析を行なった.仕事のやりがい感について,外的価値志向,手段的志向が高まるという理論的予測がなされていたが,それに沿うような結果は得られなかった.他方で,流動的で不安定な労働市場にいた女性労働者では,「仕事のやりがい」(内的価値),「会社への帰属意識」(官僚制的志向)が高まっていることが明らかになった.

自由記述の分野

社会学

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公開日: 2019-03-29  

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