本研究は、持続可能な社会の実現に向け、子どもから高齢者まで、障がいの有無や国籍にかかわらず多世代で共に創るコミュニティ・エンパワメントのプログラムを開発し、その効果を科学的に検証することを目的とした。多世代で共創するプログラムを住民自らが提案することで、多世代交流による認知症予防や虐待予防、緊急時の共助、インクルージョン、ネットワークづくりの促進を根拠づけた。 多世代で楽しむ住民主体のプログラムを開発し、継続的に活動を共有する機会を作り、その効果を年代別に解析した。少子高齢化時代に適合した持続可能な地域活性化とともに、新たなコミュニティ・エンパワメントモデルを構築した。
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