研究課題/領域番号 |
16K13433
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
本村 真 琉球大学, 人文社会学部, 教授 (30274880)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | ストレスマネジメント / 児童養護施設 / TRE / リセット |
研究成果の概要 |
今回活用したリセット等の社会的養護関連職員のストレスマネジメント・スキルとしての有効性について、ワークショップ実施当日の肯定的変化が確認できた。しかし、有効性を実感したスキルであっても日々の多忙な業務の中でそのスキルを継続できるかどうかが課題となる点が、プラクティショナー・スキル取得後においても再確認できた。職員の離職予防という観点からはこのようなスキルの組織単位で活用の検討も今後の課題といえる。また、島嶼地域特有のストレスの有無については、個人が活用するストレスへの対処法等によっては豊かな自然環境の活用や身近な親族・友人等のサポートネットワークの活用が容易であるという肯定面も確認された。
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自由記述の分野 |
児童福祉
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで先行研究において焦点の当てられることのなかった島嶼地域の社会的養護関連職員を対象としたストレスマネジメント・スキルについて、リセット等のセルフ・ケア技法が身心両面のストレス解消に効果がある点と共に、その後の継続調査によって効果を確認されたスキルであっても継続した活用につながるとは限らない点が明確になった。研究参加者からはこのようなスキルの取得が個人的にのみでなく、他の職員を含めて組織として取り入れる必要があるという回答も多くみられた。離職予防が課題である社会的養護の現場において、このような「セルフケア」の必要性の意識の涵養および具体的スキルの効果確認ができたことは社会的意義がある。
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