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2017 年度 研究成果報告書

過剰適応とストレス関連特性との関係性に関する行動科学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13486
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 臨床心理学
研究機関広島大学

研究代表者

岩永 誠  広島大学, 総合科学研究科, 教授 (40203393)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード過剰適応 / 対処行動 / ストレス反応 / 抑うつ / 労働ストレス / タイプA行動 / 防衛的悲観主義 / 完全主義
研究成果の概要

本研究は,労働における過剰適応が,タイプA行動や防衛的悲観主義といったストレス関連特性とどのように関連しているのか,また対処行動の採用やストレス反応に与える影響について検討した。過剰適応は,ストレス関連特性との関連性は高いものの,対処行動やストレス反応に及ぼす影響はストレス関連特性の影響と比べて極めて低かった。このことから,労働における過剰適応はストレス反応を規定する要因として機能するのではなく,ストレスによってもたらされた状態だと考えられる。それゆえ過剰適応は,個人特性ではなく,ストレス反応の一つであるとみなすのが妥当である。

自由記述の分野

臨床心理学

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公開日: 2019-03-29  

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