研究実績の概要 |
補助事業期間の1年間延長して研究を遂行した平成30年度においては、国内第二次調査、アメリカ第二次調査、ドイツ第二次調査を実施した。 国内第二次調査は、類似制度の運用を行っている広島大学大学院教育学研究科「教職課程担当教員養成プログラム」、現職教員を多く受け入れている宮城教育大学教職大学院を中核対象として、担当者へのインタビュー調査を実施した。 アメリカ第二次調査としては、中西部に位置するオハイオ州を対象とし、地元教育委員会との連携を軸としたプログラムの運営を行っているアクロン大学教育学部(The University of Akron, LeBron James Family Foundation College of Education)及びEd.D.取得者が勤務している複数の学校での資料収集及び関係者へのインタビュー調査を実施した。本調査は、平成28年度における西海岸地域調査、平成29年度における東海岸地域調査を補完する調査として位置づけた。 ドイツ第二次調査としては、南西部に位置するバーデンヴュルテンベルク州を対象とし、ルートヴィヒスブルク教育大学(Paedagogische Hochschule Ludwigsburg)及び連携するカールスルーエ工科大学(Karlsruher Institut fuer Technologie)での資料収集及び関係者へのインタビュー調査を実施し、Ed.D.取得者へのインタビュー調査はメーリケギムナジウム(Moerike-Gymnasium Goeppingen )において実施した。本調査は、平成28年度における大都市における総合研究大学調査(ボン及びベルリン)を補完する調査として位置づけた。
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