本研究では、中空球状など様々な形状を有するナノカーボン材料の直流アーク放電プラズマ合成技術の開発とその生成メカニズムの解明を行うとともに、それらの原子・分子吸着特性を明らかにすることを目的として研究を行った。主な研究成果としては、中空構造を有するナノカーボン材料の生成メカニズムを明らかにし、ワンステップ直流アーク放電によるアミノ基修飾ナノ微粒子の合成およびコア/シェル構造制御が可能であることを示すとともに、アミノ基修飾金属ナノ微粒子を用いた液中銅イオンの高選択・高感度検出および有機色素の高速脱色プロセスに関する研究を実施した。研究成果は学術論文8編および国内・国際会議24件に発表を行った。
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