研究課題/領域番号 |
16K13821
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
芦田 昌明 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60240818)
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研究分担者 |
田中 秀和 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (80294130)
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連携研究者 |
服部 梓 大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (80464238)
一宮 正義 滋賀県立大学, 工学部, 准教授 (00397621)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | カソードルミネッセンス / 走査電子顕微鏡 / 相転移 / エネルギー移動 |
研究成果の概要 |
電気伝導特性を十ナノメートル程度からミリメートルの広い空間スケールで可視化することができる顕微鏡手法を開発した。走査電子顕微鏡を用いたカソードルミネッセンス測定を行う際、蛍光体を試料表面に塗布し、電子線照射時の蛍光体の電子状態と試料表面との相互作用による発光変化を利用して、試料表面の物性の違いを画像化する原理に基づくものである。その原理検証や空間分解能の評価を行った。さらにその成果に基づいて、金属-絶縁体転移を示す酸化物ナノ構造に本手法を適用して、相転移過程に見られる金属/絶縁体ドメインの共存状態を観測することにも成功した。
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自由記述の分野 |
光物性物理学
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