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2017 年度 研究成果報告書

ベイズ推定を用いた固体光学スペクトル解析法の革新

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13824
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 物性Ⅰ
研究機関熊本大学

研究代表者

赤井 一郎  熊本大学, パルスパワー科学研究所, 教授 (20212392)

連携研究者 岡田 真人  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90233345)
岩満 一功  熊本大学, 理学部, 教室系技術職員 (00768236)
中山 正昭  大阪市立大学, 大学院工学研究科, 教授 (30172480)
研究協力者 相原 慎吾  
濱本 真由美  
有嶋 駿士郎  
切通 愛莉沙  
山代 哲也  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード励起子 / コヒーレントフォノン / ベイズ推定 / 仮想計測解析 / スパースモデリング / X線光電子スペクトル / 放射光計測
研究成果の概要

固体光学スペクトルの解析にベイズ推定を適用し、物理モデルの統計的妥当性と、パラメータの統計的分布を評価する方法論を確立し、以下の対象に適用した。
(1)亜酸化銅励起子系やタイプII超格子系の高密度電子・正孔・励起子共存系の光学スペクトル解析にベイズ分光法を適用し、励起子トラップポンテシャルの形成と、電子正孔液滴状態の安定化の統計的確証を得た。(2)格子振動ダイナミクスのベイズ分光では、フーリエ変換と比べ2桁高精度な周波数推定と初期位相の推定ができることを示した。更に(3)ベイズ分光法を用いて、スペクトルの均一幅と不均一幅の識別や、振動性波形におけるベイズ推定のノイズ耐性について明らかにした。

自由記述の分野

データ駆動科学、光物性物理学

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公開日: 2019-03-29  

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