研究課題
挑戦的萌芽研究
高速せん断中の接触点温度と強度の関係を明らかにするために 、高時空間分解能での温度分布の直接測定に取り組んだ。我々は、高速せん断される摩擦面の真実接触点の発熱による発光を高速カメラで撮影し、2色温度計の原理を適用することでコンタクトの温度を推定することに成功した。接触点の最高温度は常圧での試料の融点を越え2500℃程度まで上昇していたが、これは真実接触点が数GPa程度の高圧であることを考えれば不思議ではない。
実験地震物理学