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2017 年度 研究成果報告書

堆積速度の遅いレアアース泥を用いた未知の海洋隕石衝突イベント検出への挑戦

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13895
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 地質学
研究機関国立研究開発法人海洋研究開発機構

研究代表者

野崎 達生  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, グループリーダー代理 (10553068)

研究分担者 石川 晃  東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (20524507)
佐藤 峰南  千葉工業大学, 次世代海洋資源研究センター, 上席研究員 (20773394)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードレニウム-オスミウム同位体 / 白金族元素組成 / レアアース泥 / 隕石衝突 / 北西太平洋 / 南鳥島 / 地球化学 / 全岩化学組成
研究成果の概要

南鳥島周辺に分布するレアアース泥のピストンコア試料を用いて,MC-ICP-MSによるRe-Os同位体測定,ICP-QMSによるPGE組成分析,主要・微量元素組成測定を行い,Os同位体比の負異常およびPGEの異常濃集を伴う層を発見した.さらに,本層の堆積物試料について実体顕微鏡およびSEM観察を行い,特異な球状粒子を見出した.これらの球状粒子について研磨片作成および反射顕微鏡観察を行った結果,樹枝状組織を示すスピネル粒子を見出した.EPMA分析などの記載が完了していないが,本層の堆積年代は陸上に大規模なクレーターが報告されていない時代に相当することから,未知の海洋隕石衝突イベントを発見した.

自由記述の分野

鉱床学・地球化学

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公開日: 2019-03-29  

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