研究課題
挑戦的萌芽研究
NMRスペクトル測定より、1本鎖型両親媒性アセタール誘導体(N1)と1本鎖型両親媒性アセトフェノン誘導体(N2)との間でアセタール交換反応が進行して2本鎖型両親媒性分子(V)が生成することが見出された。さらに、Vを主成分として構成されるベシクルに対してN1とN2を添加すると、ベシクルを反応場とした膜分子生産に伴うベシクルの増殖、すなわちベシクルが自己生産されることが顕微鏡観察により示された。
有機化学・分子集合体の化学