研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は細胞間コミュニケーションのキャリアであるエクソソームの機能解明に貢献しうる新たなエクソソーム結合性蛍光ペプチドプローブ (Apo A-I-NBD)を開発した。ApoA-I-NBD は高曲率性膜に対して選択的に結合し発蛍光応答を示すことを見出した。ApoA-I-NBD を検出プローブとして MCF-7 細胞から単離したエクソソーム検出に適用したところ、検出限界は 8.2x105 個/μL と算出された。本手法により簡便かつ迅速にエクソソーム検出・定量することが可能である。
生命分析科学