研究課題
挑戦的萌芽研究
通常は液性因子としてふるまう生体分子を材料に固定化するとその活性が顕著に変化することが知られている。本研究ではこの作用の時間分解分析を行うための研究ツールとしてマイクロパターン化基板と反応性ナノ粒子を開発した。女性ホルモンエストラジオールと上皮成長因子をこれら材料に固定化することで,細胞応答の時間空間動態を捉えることができるようになった。本手法は新たなバイオマテリアルや薬剤の開発に重要な情報を与えうる。
生体分析化学