プロジェクタ-カメラを用いたアクティブステレオ法は,環境光の変化にロバストで計測対象の表面模様の有無に関わらず三次元計測可能である.この方法では,事前に設計された複数のパタン光を照射し,反射光をカメラで撮像することで三次元計測を行う.しかし,材質の異なる対象が混在するシーンの計測や想定した光学特性からの変化に対してロバストに計測を行うことが難しい.この問題を解決するため,カメラの撮影画像をフィードバックし,プロジェクタによる照射パタン光を動的に計算するフィードバックプロジェクションによる三次元計測法を提案した.
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