研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題では,マルチエージェントシステムのフォーメーション形成で画像(動画)を表現する「マルチエージェントディスプレイ」の実現を目指した.これを実現するためには表現しようとする動画の速さと,エージェントの最大移動速度の差が問題となる.そこで,グラフ信号のデルタシグマ変換,および,マルチエージェントシステムのカメラ視界被覆に問題を分解し,それぞれについて成果を得た.
システム制御工学
制御工学においては,2000年以降,マルチエージェントシステムのフォーメーション形成の研究が世界的なブームとなっている.一方,目標とするフォーメーションとして考えられてきたのは,円形やV字など単純な幾何学パターンに限られていた.本研究では,そのような幾何学パターンを超えるフォーメーション形成のための基盤技術が確立された.