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2016 年度 実施状況報告書

外国人の現場ツイートと意見構造分析による日本の交通システムの国際評価手法

研究課題

研究課題/領域番号 16K14318
研究機関名古屋大学

研究代表者

森川 高行  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30166392)

研究分担者 三輪 富生  名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (60422763)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード土木計画 / 交通システム評価 / ツイート / 外国人
研究実績の概要

本研究の目的は、外国人の視点を観光や交通政策、交通まちづくりへ反映する手法を構築することである。人間は順応する生物であるため、最初は不思議に思ったり、不合理に感じた交通システムでも、徐々に慣れ、交通システムにあわせて行動を順応させることができる。そのため、観光客等不慣れな人でもスムーズに移動できる交通システムについて考えようとしてもなかなか良い案が出てこないことも多い。そこで、ここ数年交通や観光、都市計画への活用方法が着目されているSNS(Social Networking Service)上の発言に着目し、その質と量の検証と方法論について分析を行う。
今年度は、SNSを都市計画や観光、災害時の行動分析に活用した事例や言語分析手法について既往文献を整理した。また、都市の規模と外国人旅行者数などの統計データから対象とする市町村を決め、Twitter社のAPI(Application Programming Interface)を用いてデータ収集を行った。いくつかのキーワードでデータを収集しており,どのようなキーワードが妥当なのかを検討する必要がある.また,これらのデータでは,日本に定住している人なのか旅行者なのかは不明であるため,分析方法について検討する必要がある.次年度は得られたデータをトピックモデル等を用いて分析を進める予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

ツイートデータの収集に苦戦したが概ね順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

集めたツイートデータをトピックモデル等を用いて分析を進める.

次年度使用額が生じた理由

研究を補助する技術補佐員を雇用予定であったが,採用が遅れたため.

次年度使用額の使用計画

技術補佐員や研究アシスタントの雇用に使用予定.

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公開日: 2018-01-16  

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