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2017 年度 研究成果報告書

バイアス電圧による電子熱伝導度の制御と革新的熱スイッチ材料の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 16K14375
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 金属物性・材料
研究機関豊田工業大学

研究代表者

竹内 恒博  豊田工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00293655)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード熱流スイッチ / 電子熱伝導度 / 格子熱伝導度 / 非調和振動 / 半導体 / 周期加熱法 / 自己発熱合成法
研究成果の概要

本研究では,外場(バイアス電圧)により熱流を制御できる革新的熱スイッチ材料の創製を目指した挑戦的研究を行った.目的の機能を材料に持たせる為に,格子熱伝導度が著しく小さく,かつ,半導体的電子構造を有している材料を用いる必要がある.この要請に合致する材料群としてAg2S, Ag2Se, Ag2Teを選択した.ポリイミドフィルムを2枚のAg2Sで挟み込む素子を試作した結果,僅か数Vの電圧で最大7%の熱流変化を生み出すスイッチング素子を試作することに成功した.現状では熱流の変化量は小さいが,薄膜化により100程度大きな変化に出来る可能性が高い.

自由記述の分野

金属物性

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公開日: 2019-03-29  

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