研究課題
挑戦的萌芽研究
今年度では酸素ガスを用いた「ナノバブル」作製を行い、そのナノバブルが存在している環境下での金ナノ粒子の作製を試みた。さらに、液中プラズマ法によって作製した金ナノ粒子表面に存在する酸素原子の化学状態についてSPring-8のHAXPES測定によって、吸着酸素はイオンの状態で吸着していることを見出した。しかしながら、酸素バブルを用いた金ナノ粒子表面には、より多くの酸素原子が吸着している情報を得ることはできなかった。今後は、溶液温度、バブル密度を最適化することを予定している。
ナノ科学