微小ディスク試験片(平行部直径:1.6 mm,平行部板厚:0.15 mm,クランプ部長さ:2 mm,クランプ部板厚:0.4 mm,R部:3 mm)を用いた新しいスモールバルジ疲労(SBF: Small Bulge Fatigue)試験法の開発に成功した.開発した試験装置を用いることにより最大圧力21 MPa,最大周波数10 Hzにて微小ディスク試験片の両面に任意の圧力を交互に安定的に繰返し負荷することが可能である.本開発技術をSUS316の疲労強度評価に適用した結果,圧力低下を疲労寿命と定義することにより,従来の単軸疲労試験や板曲げ疲労試験と同等の試験結果を得られることが明らかとなった.
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