研究課題
挑戦的萌芽研究
材料表面の機能化は,国内外に向けて高付加価値材料を創出していくうえで極めて重要な課題であるが,材料の成形加工とともに表面に金属を配向させる手法はほとんどない。本研究では,金属錯体を連結部に有するメタロ超分子界面活性剤を用いて材料表面に金属錯体部を集積させることを試みた。本手法で一定の金属錯体を固体表面へ配向させることはできたが,更なる金属特性を固体表面に導入すべく,ナノ粒子の液液界面への配向とそれを触媒とした無電解めっき反応による界面における金属薄膜形成を実現した。
化学工学,界面化学,マイクロ化学プロセス