研究課題
挑戦的萌芽研究
超音波ポリマー合成法を用いて、分子量分布が狭く、かつ所望の組成を有するコポリマーを合成するプロセスを構築した。ポリN-イソプロピルアクリルアミドとポリメタクリル酸2-ヒドロキシエチルのコポリマーを合成し、操作因子と生成コポリマーの分子量、分散度、共重合組成との関係を明らかにするとともに、生成コポリマーの温度応答性を評価した。実験結果に基づき、超音波照射下におけるコポリマー生成速度論モデルを構築した。速度論モデルを用いて、転化率、分子量、分子量分布、共重合組成を表現できた。
工学