研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、新たに作製した加熱ブロックにより、少量バッチでUPc2錯体の合成に成功した。また、通常カラムによる精製が多く行われるフタロシアニン錯体において昇華による精製を行った。上記のように少量のUによるUPc2錯体と[UPc]+錯体の昇華による精製法さらに、単結晶の生成法を確立した。また、ウラン+6価スーパーフタロシアニン錯体UO2SPcについても昇華による精製法を確立した。Ac-225等のフタロシアニン錯体の合成が可能なように、これら錯体の合成と生成はアルファ放射体用のグローブボックス中で行うことができる。
アクチノイド化学