研究課題/領域番号 |
16K14605
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
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連携研究者 |
島村 徹平 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授 (00623943)
神吉 康晴 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (00534869)
白石 友一 東京大学, 医科学研究所, 助教 (70516880)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | がん微小環境 / 低pH / がん代謝 / 転写・代謝制御 |
研究成果の概要 |
腫瘍微小環境はがんの悪性化に重要な役割を果たすが、低pH環境におけるがん悪性化機構は未だ不明な点が多い。本研究は低pH細胞培養法を樹立し、低pH異存的な誘導転写因子代謝経路の同定および癌の悪性化機構の解明を目的とし研究を行った。 本研究の成果として、長期間安定的に低pHを持続することのできる培養系を樹立し、網羅的な遺伝子発現解析や転写因子モチーフ解析から低pHで鍵となる転写制御因子としてSREBP2を同定し論文に報告をした(Cell Reports, 2017)。また、低pH特異的な代謝物の蓄積や代謝経路が明らかになりつつある。
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自由記述の分野 |
腫瘍生物学
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