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2016 年度 研究成果報告書

大腸癌の発生基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K14607
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関京都大学

研究代表者

小川 誠司  京都大学, 医学研究科, 教授 (60292900)

連携研究者 坂井 義治  京都大学, 医学研究科, 教授 (60273455)
丸澤 宏之  京都大学, 医学研究科, 講師 (80324630)
吉田 健一  京都大学, 医学研究科, 講師 (80324630)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2017-03-31
キーワード大腸癌 / 遺伝子変異
研究成果の概要

我が国では近年大腸癌は増加傾向にあるが、大腸癌に存在する遺伝子変異がどのように生じるのか、そのメカニズムは未だ十分に理解されていない。本研究では正常大腸粘膜を採取し、上皮の最小構成単位である陰窩を単離して全エクソンシーケンスを行うことで正常組織における遺伝子変異を観測した。陰窩に蓄積した遺伝子変異の数は年齢と正の相関を示した。また、変異のパターンは年齢関連の遺伝子変異パターンとして報告されたものと同一であった。これらの結果から正常大腸粘膜では加齢とともに遺伝子変異が蓄積することが示され、大腸発癌の初期における遺伝子変異の発生様式について新たな知見が得られた。

自由記述の分野

腫瘍生物学

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公開日: 2018-03-22  

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